|
上記の項目はカルシウム摂取ととても関係しています。
どれか一つでも当てはまれば、カルシウムが不足しているかもしれません。 |
|
カルシウムの所要量は成人1日当たり
600〜700mgとされています。では子供では
どのくらい必要とされているのでしょうか?
厚生労働省発表の第6次改定日本人の栄養所
要量では右の図のようになっています。
これでわかる通り、子供でも成人と同じくらい
もしくはそれ以上のカルシウム摂取が必要です。
しかしながら、実際に摂取できている量は、所要量を下回っている事が多いようです。 |
|
|
では、カルシウムが不足する原因はなんでしょうか?
カルシウムは、牛乳・乳製品に特に多くふくまれるのですが
好き嫌いやアレルギーを持つ事からこれらの摂取が減っているようです。
また、ファーストフードやインスタント食品の利用、おやつに清涼飲料やスナック菓子を多く
摂取する傾向があり、これらの食品に含まれるリンとよばれる物質がカルシウムと結合し
リン酸カルシウムとなって体内へ排出されるのです。その他朝食を食べない事による栄養バランスの
崩れがカルシウム不足を引き起こしています。 |
|
カルシウム不足が原因で、ちょっと転んだだけで骨にひびが入ったり骨折する子供が増えていると言われています。 |
|
身体の発育だけでなく、精神の安定にも深く
関係しています。カルシウムは神経の興奮を静め、精神を安定させ、不眠を防ぐ作用があります。
最近の子供は落ち着きがなく集中力がかけているちょっとした事ですぐかっとなる、常にイライラや不満をもっているといった事が言われていますが原因の一つとしてカルシウム不足が挙げられるでしょう。 |
|
|
人生で最も骨密度の高い時期をボーン・マスといいます。
若い頃から骨は貯蔵されていき30歳前後でピークを迎えると言われていましてが、最近では
20歳前後とも言われています。ボーン・ピーク・マスの時期を過ぎると骨は貯蔵されないため
除々に減少していきます。ですから、幼少期や青年期にしっかりとカルシウムやその他栄養素を摂り
骨密度の高い骨をつくっておく事が、骨粗鬆症の予防になります。 |
|
朝食抜きでは必要な栄養素もとりにくく、また、頭もうまく働かずぼんやりしています。
コーンフレークに牛乳といった簡単なメニューでもよいので、毎朝食べるようにしましょう。 |
|
栄養バランスを考えてつくられたメニュー好き嫌いせずに、がんばって残さず食べましょう。 |
|
共働きが増え、食事作りに時間がかけられない事から加工食品やお惣菜の利用が増えていますが、
野菜不足やリンの過剰摂取が問題となります。
なるべく手作りで、乳製品や小魚、緑黄色野菜を使った献立作りをしましょう。 |
|
おやつに甘いものやスナック菓子、ジュースなどをたくさんとると、それらに含まれるリンの影響でカルシウムの
吸収が悪くなる他、おなかがいっぱいになって本来の食事がとりにくくなります。
間食はあくまで捕食として乳製品やフルーツ、オニギリや奄美の少ないビスケットなどでとりましょう。
ジュースは吸収され易い糖分が多く含まれ、糖分値を急激に情報させイライラの原因にもなります。
ジュースの代わりに、牛乳を1日コップ2杯程度、あとはお茶を飲みましょう。 |
|
|
強い骨作りには運動も欠かせません。また、日に当たる事によって
体内でカルシウムの吸収をよくするビタミンDがつくられます。
家に閉じこもってテレビを見たりゲームばかりしてませんか?
骨が弱くなるだけでなく肥満や近視にもつながりますよ。
できるだけ外へ出て、遊びを通じて体を動かしましょう。 |
|
|